45年前の1975年に新島にタイムトリップ
自分は二十歳過ぎくらいの若さになっていた。羽伏浦に行って若いシンシあんきを探したらボードレンタルをしていた。勿論、初対面である。
お金を持っていないので「どうしてもサーフィンをしてみたくて」とお願いしたら板を借してくれた。
当時にしては比較的短いシングルフィン。
これなら皆んながビックリするくらいの波乗りが出来るだろうと思った。
(夢の中でも今の実力だったから、歳は取ったけど1975年のサーファーと比べても見劣りしないで目立つだろうと考えている)
それでも初心者のフリをする。
「やり方は俺が教えてやるから」と言われ、テイクオフの手の位置は「ここだ!」と、板を裏返しロッカーが始まるくらいの部分を拳で叩くと薄ーく板にヒビが入った(笑)。
その後、自分の波乗りを見て喜んでくれて、夜は鳥勝のようなところで一緒に飲んだ。
ビールとくさやをご馳走してもらう。
当時は賑わっていた新島である。「くさやが美味しそうだ」と話しかけられ、若い女の子二人に逆ナンされた。
盛り上がっているところで夢から覚めた。
何となくほっこりした。そんな心地で寝ると続きを見た。
途中で目が覚めて、再び寝ると、その続きを見れた。
あれから8年。久しぶりに会えた。
